部分放電可視化システム「WM7700」


    

インパルス巻線試験機の高電圧印加時に発生する「部分放電」による電磁波を検出し、放電発生個所を特定・可視化し、磁界の強度マップと検査対象物のコイルなどの写真と重合わせて表示することによって絶縁不良個所の特定が容易にできるようになります。

➣目的

  • モーター、トランス等のコイル絶縁不良箇所をピンポイントで検出
  • 絶縁不良発生の原因追究による歩留まり向上と市場投入後の信頼性の向上(故障率低減)
  • PD発生電圧の上昇に寄与するデータの提供
  • SiCのインバータの使用による、SW速度上昇によるインバータ効率上昇に寄与
  • IGBT,SiCインバータのモールドモジュール内での放電箇所可視化

インバータモジュールのEMC対策や高耐サージコイルの試作開発や不良解析の迅速化、性能や信頼性の向上、工程の改善による歩留まり向上に寄与いたします。

部分放電可視化システム WM7700 主なシステム構成品

➣WM7000シリーズ 高性能EMCノイズスキャナ

  • WM7300(A3サイズ) 高さ200mm(optionにて、250mm)
  • WM7400(A4サイズ) 高さ100mm

➣DWX-5PD-VI インパルス部分放電巻線試験機

  • WM7700対応オプション付き
  • 電子制御国際社製

➣RSA603A リアルタイム・スペクトラム・アナライザ

  • テクトロニクス社製